「モチベート」しなくても何とかなる説

2023年5月31日

10人程度が参加する会議はかなりの確立で「生産性」が低いですね。

60分あるとしたら、自分にかかわりがあるパートが5分とか。下手したら0秒ということもありませんか?

かなり、前向きな人でないと、60分を実りあるものにすることは難しいですよね。

だって「関係0ではないけど、ほぼ関係ない」から。

「関係ない」癖がついてくる

問題は、何年もこのような会議に出ていて、この癖がつくこと。

この癖がつくと「関係ある」のに「関係ない」かのようにとらえてしまうことです。

「今あなたに聞いてるんだけど。話聞いてた?」という感じになってきます。

変化のない、「定型化した内容」であればそれでも成立するかもしれません。

しかし、「頭脳労働」的なものであると、けっこう問題が出てきますね。

10割話したことが下の方では2割くらいしか伝わってない。

情報が抜け落ちていく

モノづくりだと、以下のようなことです。

「この日程とか仕様に合わせるように、各部門ですりあわせてこ~い」

という話に対して、びっくりするくらい齟齬が出てきます。

部門長」会議→「部門内」会議→「各担当間」の打ち合わせ

どんどん、話が抜け落ちていきます。

一番真面目なのが「各担当間」の打ち合わせじゃないですかね。当事者ですから。

間で情報が抜け落ちてるので、一斉に出そろったときには、かなりまずい状況。

「温度感」が伝わらない

緊急度、重要度、といった「温度感」はまったく伝わらないですね。

「来週中だけど前倒せ」なのか、「できれば来週」なのか。「影響度」が大きいクリティカルパスの話なのか。

伝える側の熱意にも問題はあると思います。

淡々と伝えるのと、オーバーリアクション交えて伝えるのとでは、現場の「前倒し」度合いにも差が出ます。

「淡々」と「スマートに」やるのがポリシー人もいますからね。

「伝えましたよね」みたいに。

『できてます?』『伝わってます?』の念押しまでフォローしつこくやれよ。そこまでがあなたの役割だよ」と私だと思いますが。思うだけで言えない時もままありますね。

相手の「ど正論」もあるし、「文化の壁」「立場」もありますね。

もしかしたら全体最適

しかし、最近気付きましたね。

「それでも何とかなってる!」「全体最適かも?」

こんなことを繰り返しながら25年以上も開発やってきました。

話は2割くらいの人しかわかってなくても、なぜか最終的にはうまくいく。

ねじこんで合わせている、といいますか。

「生産性」は最高とは思いません。せいぜい出力50%かもしれませんね。

改善の余地は大ありでしょう。

モチベートできるものだろうか?

「ビジョン」に対して各人がモチベートされていることは、おそらく解決策なんだと思います。

しかし、そんなきれいごとが通じない場所「疲弊している」「部門間の負荷の差が大きすぎる」「専門性の代替がきかない」。そんな組織は多くあります。ワークライフバランスが「充実した部門」とそうでない部門が混在する企業は割とあります。

こういう「不公平感」を抱いているところで「モチベート」されるほど素直な人もいない、といいますか。

ものを作る現場って、優秀な人、プライドが高い人も多いです。どちらかというと、「そういうのは騙された感で嫌」みたいな人も多いです。

「ファシリテーション」「ロジカルシンキング」「コーチング」「心理的安全性」という風に、キーワードは移り変わってきました。「効果」はあると思います。

しかし、「会議」からの情報の抜け落ち、これはいつまでたっても変わりませんね。

私が若いころから実は変わらんな、難しいな、というのが実感するところです。

組織組織,育成

Posted by T